クロチクの開花 丹波市

竹とイノベーション

起業的な会社は攻撃を受けやすいものですが
「竹はものごとを一新させる」竹は神事によく用いられている一方、
放置竹林は厄介者として扱われています。イノベーションもまた
竹と同じです。Innovation stack(ジム・マッケルビー 著) 誰も真似できないビジネスを創る
によればイノベーションスタックとは「誰も解決をしたことのない、ひとつの問題を解決することで、次々と起こる新たな問題を解決し続けて得られる一連の発明」ということですが
 ビジネスを成功させるには、一つのイノベーションだけでなく
いくつものイノベーションの積み重ね イノベーションスタックが鍵になります。

イノベーションスタックは、単に既存のビジネスを変更した、リニュアルした一覧表ではなく、

各種イノベーションは統合されている。ちょうど筍の中に節が内包されているように、

また筍が根に統合されているように。Innovation stack 

 スタックのそれぞれのブロックは、他のすべてと合わさった形でしか機能しないし、

 一つでもブロックが欠けたら、スタック全体が破綻する。

ちょうど、地域全体の竹林がブロックごと枯死するように。
 そればかりか、遠く全く異なった土壌に移植された竹も呼応するように
枯死する事例がきかれます。

事業内容

竹林企画では、地方・地域の橋渡し的な役割を担い、竹活用の事業を行うことで

地方・地域の活性化につなぐ社会貢献活動を行っていきます。

 

現在の日本は少子高齢化により、地方・地域の疲弊が益々深刻な問題となっております。

またそのような事情から、2040年には全国1800市区町村のうち、

約半数の市区町村が存続の危機に直面する可能性があるという衝撃的な研究結果も報告されました。

 

 一方で、地方・地域を里山 里海の手入れによって、活性化に成功している町も

でてきております。

また、高齢者も参加できる仕組みづくりで、 シニアが地域コミュニティに参加し、コミュニケーションを活発にされている事例なども多く見受けられております。

 

 今後、地方・地域問題に対しては、埋もれている宝を掘り起すことがカギを握っていると思われます。したがって当企画が地方・地域の橋渡し的な役割を担い、竹林活用の事業を行うことが、地方・地域の活性化につながり、社会貢献活動になると考えました。

 

 

 

事業内容

グリーン産業は、デザインの本質をつきとめ
自ら培うべき能力について問い直すべき時期を迎えています。
竹産業の活性化のため
プロダクト インテリア エクステリア ファッションといった ジャンルの境界を越えて
 ライフスタイル全般において消費者の感性に寄り添うデザインを開発します。
また消費者自身がいまだ意識していないニーズを形にして普及させるためのプロデュースを
おこなっていきます。
(事業目的)
当研究所は、竹産業活性化のための産官学 NGOの交流 連携の促進 国境を超えた
連携による 人材育成 教育研修にかんする事業 及び農村の活性化のための
調査研究 活動支援にかんする事業を行って行きます。
この事業を通じて 竹林の活性化を図ることで 地域社会の活力を引き出し、また国際社会
の健全な発展に寄与して行きます。
先行き不安な混沌とした時代
竹林の中で自然と人との関係を再び深め絆をつくり 
私たちの生活を元気にしていくことに繋がることを期待します。
ひいては自然か受ける恩寵の奥深さを感じることができるでしょう。